『絵と茶のワークショップ』アートde茶道 with親子 / 大人もアートde茶道@京都

2021年7月10日、11日に開催しました家族向け/個人向けワークショップの様子をご紹介します。

和のイベント企画 和凛〜warin〜 主催
『絵と茶のワークショップ』アートde茶道 with親子 / 大人もアートde茶道

アート講師: COLORAN KORAN代表 石島小夏
テーブルスタイル茶道講師:椿の会認定講師 豊田美鈴先生 
開催地:京都場Kyoto-Ba http://kyoto-ba.jp

『絵と茶のワークショップ』アートde茶道with親子

子ども達は一階で石島小夏先生と絵のワーク、ママ達は2階でテーブルスタイル茶道の体験会。

ワークショップの会場の『京都場』は一階のギャリーが、2階に併設されている宿泊施設『京都宿』の窓から見えるようになっていて、親子別々のワークショップではありますが、子ども達の様子を2階からさりげなくみられるというとても素敵なつくりになっている建物。

親子一緒で始まりの挨拶のあと絵のワークの説明が始まったばかりの子ども達はまだかしこまった感じで話をきいていてその様子を、見ていたママ達。

後ろ髪引かれながらも2階へ移動。

その直後から、子ども達ののびのびスイッチがパチリ。

カラダ中を使ってそれぞれの思いを画用紙からはみだしながら、たくさんの色を使い表現をしていました。

ママ達は2階でテーブルスタイル茶道の体験。

お菓子のいただき方からひととおりのお茶の点て方をみんなで手順にそってやってみた後は、2階の窓からみえる子ども達の様子をみながら、自由にお茶を点てたり、おしゃべりをしたりゆったりとした時間を過ごしてもらいました。

子ども達は、やはり近くにママがいると、甘えたりママの目を気にしたりして、なかなか

自分の枠をはみ出して遊べなかったり、ママはママで、どうしても周りの目をきにして子ども達を気にして注意してしまったり、なので今回、はじめは親子別々のワークにしました。

そのあとで、親子それぞれが心解放された状態で、子ども達が描いた絵を前にしながら親子でお茶を点てて、お茶会をするという流れにしました。

子ども達は自分の絵をママにみてほしくて嬉しそうにママに絵をの説明をしていて

ママ達は、先程体験したお茶の点て方や、和のマナーなどを子ども達に説明しながら、一緒にお茶を点ててお菓子と共にいただきながら、和気藹々とした雰囲気となりました。

その雰囲気に京都場館長の仲野泰生さんはじめまわりのスタッフ達もたくさんの元気と癒しを感じさせてもらいました。

やっぱり子どものパワーって、すごいなぁ。と改めて感じた時間と空間になりました。

(文:ワークショップ主催者 和凛〜warin〜主幹 豊田美鈴さん)

『絵と茶のワークショップ』大人もアートde茶道

石島小夏先生に導かれ、大人は画用紙ではなく白いキャンバスに、自由に絵を描きました。

さすがに子ども達みたいにカラダ中、絵の具だらけとはなりませんでしたが、みなさん、手を使ったりしながら

自分の中から湧き出てくる思いをそれぞれ表現されていました。

心の解放のあとは、その時放たれた心をお茶を点てながら穏やかにととのえました。

一つ一つの動作をかみしめながら心の浄化をされながらお茶を点てていただく。

忙しい人ほどこうして、心を浄化してととのえるという時間が必要ではないかなと思います。

その、ととのえる方法の一つがお茶を点てるということ。

是非今回の体験を今後に活かしていただけたら嬉しいです。

最後に本日の一期一会という事で自己紹介をかねて、作品についてのそれぞれ思いを伝えあってもらいました。

仕事のこと、自分のことなど、しっかりと自分の心の中に向き合い自分の中にあるものを解放し、感じ、表現されていました。

親子ワークとはまた違った心に深く響く時間と空間となりました。

大人も、もともと子どもです。

大人になっても心は子どものままでいれたらいいのに笑

だから、大人も『心を解放する』、『枠をはずす』事は、時には大切ですね。

今回のアートと茶道石島小夏先生の『動』のアートとテーブルスタイル茶道の『静』がどのように寄り添いあい、交わりあい、繋がっていくのか。

皆さんにとって、どんな新しいものが生まれるのか、ドキドキワクワクでしたが、皆さんの笑顔を見て

理屈とかではなく、何をするかでもなく、皆さん自身が選択してこの『場』に参加された事がなによりも新しいものを生み出した答えなのだなと感じました。

その『場』とより大きく皆さんの心を『動』かせて『静』に丁寧に心をととのえられるそんなコラボ企画を

今後も創っていきたいと思っています。

(文:ワークショップ主催者 和凛~warin~主幹 豊田美鈴さん)